【駐車が苦手でも】真上からの映像で、きれいに車庫入れ 1カメラスカイトップビュー データシステム

公開 : 2021.04.30 11:50

バック駐車のコツって、どんなものがあるでしょう? 近年のクルマは、車体が大きく、死角も多いです。確かな運転操作にくわえて、後付けアイテムの存在も見逃せません。

AUTOCAR JAPAN sponsored by Datasystem
text:Hideaki Hamasaki(浜先秀彰)
photo:Masanobu Ikenohira(池之平昌信)

もくじ

カメラ1つなのに、俯瞰(ふかん)映像
検証 バック駐車、どんな画面に?
縦列のコツ 左後方/路肩位置の把握

カメラ1つなのに、俯瞰(ふかん)映像

「運転歴は長いのに、実は車庫入や縦列駐車が苦手……」という人は意外に多い。他のドライバーに迷惑をかけたり、同乗者からの冷たい視線が大きなストレスになっていないだろうか?

そんな人の救世主になっているのが、一部車種にメーカーオプション設定されている所謂「全方位モニター」。4台のカメラの映像を合成して、カーナビ画面に真上から見下ろしたような俯瞰映像を表示するものだ。

とはいえ、装着できる車両は限られているし、それだけのためにクルマを乗り替えるわけにもいかない。

1つのカメラで真上から見たような俯瞰映像を生成する「1カメラスカイトップビューSKY812」のカメラユニット。

そこでぜひ活用してほしいのが、データシステムの新製品「1カメラスカイトップビューSKY812」。

これは驚くべきことに、1つのカメラだけで全方位モニターのような俯瞰映像を作り出せるスグレモノなのだ。

こちらが実際の俯瞰映像(画面左)。駐車操作の最中に、どのように見えるのか検証してみよう。

180°の画角を持つ超広角レンズと、独自の画像処理を組み合わせることで実現しており、システムがシンプルなため車種を問わず装着ができ、価格も抑えられている。

カメラユニットは一般的なバックカメラと同程度のサイズ(23×23×38mm)で、車種によっては純正バックカメラの位置に取付けが可能。

「1カメラスカイトップビュー」の製品パッケージには、リアカメラ、コントロールユニット、ケーブル類のほかに、リモコン、キャリブレーション用のシートが入っている。

映像の出力端子は汎用のRCA形状なので、市販カーナビのほとんどと組み合わせられる。純正カーナビと接続する場合には、データシステム製のリアカメラ入力ハーネスを組み合わせればOKだ。

取付け作業は器用な人ならば自分自身でも行えるが、キャリブレーションと呼ばれるカメラの調整作業など、初期設定が必要となる。なお本製品には、コントロールユニット、専用リモコン、専用リアカメラ、ケーブル類、キャリブレーションシートなどがパッケージされている。

それでは街に出て、実際に1カメラスカイトップビューの実力をチェックしてみよう。

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