【#ベントレー・フライングスパーのレシピ】そこかしこに感じられる温かみ 歴史と手仕事 大谷達也編[PR]

公開 : 2021.04.02 11:55

ベントレー・フライングスパーを、3編にわけてハイライトします。本編は大谷達也が担当。歴史と手仕事を織り交ぜて魅力を深堀りします。

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もくじ

キャビンに流れる特別な時間こそ
人の手の温もり感じられる調度品
静かに黒子に徹するテクノロジー
すべては「おもてなし」のために

キャビンに流れる特別な時間こそ

AUTOCAR JAPAN sponsored by ベントレー・モーターズ・ジャパン
text:Tatsuya Otani(大谷達也)
photo:Keigo Yamamoto(山本佳吾)
editor:Taro Ueno(上野太朗)
筆者(大谷達也)とベントレー・フライングスパー。

ある雨降る日の午後、わたしはフライングスパーを伴ってショートトリップに出かけた。

ベントレーのシートに腰掛けてドアを閉めたとき、わたしは何気なく「ふーっ」と深くため息をつくことが多い。

それは自宅に帰ってきてお気に入りのカウチに収まったときに口をついて出るため息と、どこか似ている。

正直に申し上げれば、わたしの自宅はベントレーのキャビンほど豪華でもなければ洗練されてもいない。だから、初めてベントレーと出会った当時は、その華やかな設えに軽い緊張感さえ覚えたものだった。

それが何度か試乗するうちに、自宅にも似た寛ぎが得られるようになったのは、なぜだろうか?

理由の1つに、ベントレーのクルマづくりに押しつけがましいところが一切ない点が挙げられるだろう。

どれほど高価な素材を用いていても、どれほど手間ひま掛けて作り込まれていても、「どうだ、すごいだろう?」とクルマが主張してくるところがどこにもない。

つまり、豪奢極まりないインテリアは誰かに見せびらかすためではなく、ただただパッセンジャーに「心地いい寛ぎ」をもたらすために用意されたものなのだ。

理由の2番目は、ベントレーのキャビンが完全に手作りで仕上げられていることと関係があるような気がする。

料理であろうと家具であろうと衣服であろうと、人の手で作られたものからは必ず人の手の温もりが感じられる。そう信じるのは、わたしばかりではあるまい。

それが何に起因するものかはわからないが、もしかするとモノに作り手の心が宿って、その気持ちが伝わってくるおかげで心が安らぐのではないか。

よく「愛情を込めて作られた料理はおいしい」というが、同じことは家具にも衣服にもクルマのキャビンにもいえるような気がしてならない。

つまり、作り手の魂がわたしたちの心に伝搬することで、大量生産されたクルマでは感じにくい「寛ぎ」や「温もり」が生み出されているのだ。

Handcrafted by BENTLEY MOTORS LTD, Crew, England. の文字が入るスカッフプレート。 写真:ベントレー

Handcrafted by BENTLEY MOTORS LTD, Crew, England. ―― イギリス、クルーのベントレー・モーターズにて、人の手によって。

オーナーが望めばスカッフプレートに刻みこむことができるこの文言が意味するところは、思いのほか深いようである。

ベントレー・フライングスパー 公式サイトをみる

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