【予想を超えた】アルトゥーラの“なぜ”を解決 マクラーレンとハイブリッドの化学反応

公開 : 2021.08.02 11:45

“敢えて”がヒント 走りの見所を知る

完全に刷新されたテクノロジーとハードウェアを採用するアルトゥーラだが、その走りの根幹にある哲学は変わらない。即ち圧倒的なドライビングダイナミクス、そして密度の高いドライバーズエンゲージメントである。

ハイブリッド化にも関わらず車重は軽く、前後重量配分も42:58という理想的な数値を実現している。コンパクト化を志向したパッケージング、そしてショートホイールベース化によって、アルトゥーラは一層俊敏なフットワークを実現した。

サスペンションはリアがマルチリンク式に。コンパクトなV6エンジンの採用でピボット位置の自由度が増したことから、ロアウィッシュボーンを2分割して各アームの配置を最適化。こうして、サスペンションの動線を最適化するとともにトー剛性も大幅に向上させている。

Eディファレンシャルの搭載もトピックだ。車速やコーナー半径等々、多くのパラメーターを元に左右後輪へのトルク配分を高度に制御することで、最適な旋回性とトラクションを両立させる。バリアブル・ドリフト・コントロール(VDC)も、やはり新しいアイテムだ。

ドライバーズエンゲージメントの面でも見所は多い。

まずはサウンド。エンジンをサイズダウンさせながら迫力あるサウンドを演出するべく、エグゾーストマニホールドは等長化、ストレート化が行なわれた。実はエンジン音は、技術的にはもっと抑えることもできたが、敢えてそれをしなかったという。

Trackモードでは8速トランスミッションに、敢えて回転が完全に合う前にギアをエンゲージして軽いショックを起こす制御が入れられている。これも、敢えて残された変速感の演出だ。

そしてきわめつけが電動油圧式パワーステアリングの採用だろう。マクラーレンは油圧ならではのダイレクトな手応えにこだわり続けており、それはアルトゥーラにも継承されているのである。

至高のパフォーマンスとドライバーとの一体感。マクラーレンが掲げてきた精神はアルトゥーラにも継承され、そして最先端のテクノロジーによって更に高い次元で具現化されているのだ。

マクラーレン・アルトゥーラ スペック

車両価格:2965万円~
全長×全幅×全高:4539×1913(ミラー含む:2080mm)×1193mm
ホイールベース:2640mm
車両重量:1498kg(DIN)
パワートレイン:2993cc V6ツインターボ+モーター
最高出力(システム統合):680ps/7500rpm
最大トルク(システム統合):73.4kg-m/2250rpm
最高出力(エンジン):585ps
最大トルク(エンジン):59.7kg-m
最高出力(モーター):95ps
最大トルク(モーター):22.9kg-m
トランスミッション:8速デュアルクラッチ
0-100km/h加速:3.0秒
0-200km/h加速:8.3秒
最高速度:330km/h
最高速度(EVモード):130km/h
駆動方式:MR
80%充電時間(EVSEケーブル):2.5時間

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