【全身ブラック】007の風味 ランドローバー・ディフェンダー 秘める洗練

公開 : 2021.09.29 17:15

最新ディーゼルが生み出す上質感

ストレート6には回転が滑らかなイメージがあり、一方のディーゼルは荒々しく力強い印象がある。

ディフェンダーXが搭載しているディーゼル直6MHEVは双方のいいとこ取りをしており、発進や中間加速のような場合でも終始静かに、しかし力強く回る。

特にスロットルの踏みはじめの部分をMHEVが絶妙にアシストすることで、これまでにない「しっとりディーゼル」が完成しているのだ。

従来からのディフェンダーのイメージを継ぐ4気筒と、プレミアムな6気筒は上手に棲み分けがされているのである。

例え鼻先に少し長めのディーゼル6気筒が積まれても、ハンドリングの軽快さは少しも失われていない。

また今回気づかされたのは、スクエアかつ面が強調されたボディが、都市部の風景にも完全に馴染んでいる点だった。

ディフェンダーの室内は都会にも荒野にも似合うシンプルモダンな印象だが、最上級グレードのXはウィンザーレザーを効果的に配することで、ワークホースのイメージはそのまま、質感の向上に成功していると感じた。

新型ディフェンダー周辺の話題は賑やかだ。本国ではP400eと命名されたプラグインハイブリッドが用意されているし、ロングホイールベースの130も開発中。さらには水素燃料電池車のプロトタイプも走り回っている。

だが未来の展開を気にして待つ必要はない。ディフェンダーの真価はシャシーの性能や伝統的で新しいスタイルにこそあるのだから。

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