【迷えるあなたへ】ジープ・ラングラー ルビコン/サハラ/スポーツ 違いは?

公開 : 2021.10.06 18:05

ジープ・ラングラー・アンリミテッドにはルビコン/サハラ/スポーツの3グレードが存在。違いを解説します。

もくじ

ラングラー、11年間で10倍以上
「サハラ」 快適性を最高水準へ
「最高峰」の言葉「ルビコン」に
カジュアルにサラリと「スポーツ」

ラングラー、11年間で10倍以上

AUTOCAR JAPAN sponsored by Jeep Japan

「アメリカ車は日本では売れない」と言われることが多いが、なかには例外もある。「ジープ」だ。

日本における年間登録台数は、わずか10年ほど前の2009年位は1010台に過ぎなかった。

しかし、2020年には1万3588台記録しているのだから、数字を見間違えたかと思うほどの成長ぶりである。

そのけん引役を務めるのが「ラングラー」だ。

ラングラーはジープの原点と言えるモデルで、同ブランドでもっとも高い悪路走破性を誇る車種。

もっとも「ジープ濃度」の高いクルマであることは疑いようがないだろう。

2009年には年間わずか516台だったその日本での登録台数は、その後順調に伸び、2020年には5757台まで拡大。

11年間で10倍以上の拡大だ。

ルーフはいずれのモデルも同様に開閉可能。

2020年、ラングラーは日本におけるジープ全体の販売台数のうち42.4%を占めた。

いまや日本は、ラングラーにとって本国アメリカに次ぐ市場規模になっているというのだから驚くばかりだ。

そんなラングラーには、ボディタイプとしてショートの2ドアモデルと「アンリミテッド」と呼ぶロングの4ドアモデルが存在。

左から順に「アンリミテッド・スポーツ」「アンリミテッド・サハラ」「アンリミテッド・ルビコン」

後者には「アンリミテッド・スポーツ」、「アンリミテッド・サハラ」そして「アンリミテッド・ルビコン」の3つのグレードが用意されていて悩む人も多くいることだろう。

アンリミテッドをどう選び分けたらいいかを、オーナーのライフスタイル別に考えてみたいと思う。

ジープ・ラングラー 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 執筆

    工藤貴宏

    Takahiro Kudo

    1976年生まれ。保育園に入る頃にはクルマが好きで、小学生で自動車雑誌を読み始める。大学の時のアルバイトをきっかけに自動車雑誌編集者となり、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。はじめて買ったクルマはS13型のシルビア、もちろんターボでMT。妻に内緒でスポーツカーを購入する前科2犯。やっぱりバレてそのたびに反省するものの、反省が長く続かないのが悩み。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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