【迷えるあなたへ】ジープ・ラングラー ルビコン/サハラ/スポーツ 違いは?

公開 : 2021.10.06 18:05

「最高峰」の言葉「ルビコン」に

「ルビコン」は「ロックトラックフルタイム4×4システム」と呼ぶ、ひときわ強靭な4WDシステムを組み合わせる。

運転席からの操作で前輪のスタビライザーを切り離してホイールストロークを拡大させるという凝った仕掛けを採用。よりオフロード走行性能重視のサスペンションを搭載する。

他グレードとは悪路走破性に関するメカニズムが異なるのが特徴だ。

足元も、本格悪路走行を考えたマッド&テレインタイヤを標準採用している。

エクステリアはハードトップやフェンダーを樹脂素地とするなど基本的に「スポーツ」に近い。

いっぽう、グリルやヘッドライトの周囲にダークグレーのアクセントが入り、リアの牽引フックを赤くコーディネートするなどの差別化がはかられている。

また車体側面のドア下は悪路でのコブや岩などとの接触防ぐためにサイドステップを非装着としつつ、石などとの接触時に車体をダメージから守るロックレールを組み込むなど、他グレードとは一線を画するのだ。

そんな「ルビコン」はどんなグレードなのか。

ひとことでいえば、もっとも悪路走破性の高い仕様である。言うなればジープの原点に忠実な、ラングラーらしいラングラーと表現していいだろう。

最高のオフロード性能を求める人はもちろんだが、たとえそうでなくても「どうせ買うなら最高峰を!」や「いちばんラングラーらしい仕様を」と考える人にもふさわしい。

包み隠さずいえば、本格オフロードタイヤはノイズや、悪路最優先のサスペンションも含めて舗装路のハンドリングが他グレードに劣るというウィークポイントもあるのは事実。

しかし、それに勝る満足感を手に入れられるのは間違いない。

いっぽう、なかにはコストパフォーマンスを重視したラングラー選びをしたい人もいるだろう。

「スポーツ」はそんな人との相性が抜群だ。

ジープ・ラングラー 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 執筆

    工藤貴宏

    Takahiro Kudo

    1976年生まれ。保育園に入る頃にはクルマが好きで、小学生で自動車雑誌を読み始める。大学の時のアルバイトをきっかけに自動車雑誌編集者となり、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。はじめて買ったクルマはS13型のシルビア、もちろんターボでMT。妻に内緒でスポーツカーを購入する前科2犯。やっぱりバレてそのたびに反省するものの、反省が長く続かないのが悩み。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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