【「スピード」が意味するもの】ベントレー・ベンテイガ・スピード 飯田裕子が試乗

公開 : 2021.10.01 19:15

ベントレー・ベンテイガ・スピードは、他グレードとどう異なるのか? 飯田裕子が試乗し、向き合います。

もくじ

ベントレーにとってスピードとは
ベンテイガ・スピード、どう違う
内外装もスピードならではの意匠
単なるスピード狂車と大いに違う
静と動の二面性 それらの連続性

ベントレーにとってスピードとは

AUTOCAR JAPAN sponsored by ベントレー・モーターズ・ジャパン
執筆:Yuko Iida(飯田裕子)
撮影:Satoshi Kamimura(神村 聖)
編集:Taro Ueno(上野太朗)

あらゆる文字や数字が「ベントレーフォント」で刻まれるベントレー。

ベントレー流のマナーであり、ベントレーのラグジュアリーな味わいになくてはならない装飾の一部であると思っている。

そこに加わった筆記体の「Speed」。現代のベントレーにおいて、さり気なくも視覚的に特別な意味を持つようになったのは2007年に登場したコンチネンタルGTスピードから。

ちなみにはじめてベントレーの車名に「Speed」が加えられたのは1920年代のこと。W.Oベントレーが手掛けたデビュー作「3リッター」のハイパフォーマンスモデルとして、1923年に3リッター・スピードが登場した。これは現代においても希少性、評価が高い。

自動車の黎明期、速さ=スピードへの憧れと情熱は現代の文系人間であっても想像に容易い。

W.Oベントレーはエンジン性能の向上(ブレーキや冷却系の性能アップも伴う)を実現。赤いベントレーのエンブレム=レッドバッヂでさり気なく速さの違いを表したという。

現代においては当時のベントレーの最も輝いていた時代に存在した赤いエンブレムに代わるのが筆記体の「Speed」と言えそうだ。

ここでは2020年に新型が登場したSUVのベンテイガに与えられた「Speed」の証をご紹介する。

ベンテイガ・スピード、どう違う

ベンテイガは2種類のエンジン、6L W12と4L V8によって各モデルが構成される。スピードモデルにのみ高性能/高出力を誇るW12エンジンを搭載する。

先代のベンテイガでも2019年にスピードモデルが登場。モデルチェンジによってスピードモデルのパフォーマンス性能が一層図られ、一方で気筒休止やコースティングを新たに採用。高効率化技術が環境性能も高めている。

6L W12ツインターボチャージャーエンジンを搭載する新型ベンテイガ・スピードは最大635ps/91.8kg-mを4つのタイヤ(駆動)から路面に送出。

最高速度306km/h、0-100km/h加速は3.9秒。8種類あるドライブモード中、「スポーツ」はエンジンやシフト、サスペンションのほかエグゾースト系も専用セッティングとなる。

これに標準でセットアップされるのがベントレーダイナミックライドという電動式のアクティブ・ロール・コントロール技術。

これは車重2tを超えるベンテイガの車体をあらゆる速度、様々な状況下で、コーナリング時のロール制御を48Vという大きな出力を持つ電動システムがアシストする他ブランドにもない技術だ。

さらにベンテイガ・スピードはオプションでカーボンセラミックブレーキを選ぶこともでき、制動力、耐熱温度ともにベントレー最強のブレーキとなる。またスチール製ブレーキに対し20kg以上も軽くなる。

ベントレー・ベンテイガ・スピード 公式サイトをみる

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