【もうナビで悩まない】ケンウッド・ココデスが、一歩進んだポータブルナビな理由

公開 : 2021.11.24 07:25

オススメの使い方 ラインナップの注目点

ココデスならスタンドから本体を取外し、携帯式のバッテリーなどに繋げば、クルマの外で使うことができる。

5V型と7V型はワンセグ、9V型は地デジのチューナーを内蔵しているから、TV番組を観たり、microSDカードで映像や音楽、静止画を楽しむこともできる。

さらに、同乗者の使い方を広げる『走行モード設定』を用意。

ドライバーモードの場合、走行中はTV視聴はもちろんナビを操作することはできないが、あらかじめ助手席モードに切り替えておくと、同乗者がナビを操作することやTV視聴を楽しむことができる。

これまではオプションで専用キットが必要とされていた機能が、モニター上のモード切り替えだけで使えるようになった点も特筆すべきポイントだ。

取付け方法について

ちなみに、ココデスの装着方法はシンプル。取付け用のシートをダッシュボードに貼りつけ、その上に吸盤スタンドを固定してナビ本体を組み込む。

電源はシガーソケットからとるので、コードが邪魔にならないようにするといった具合だ。

吸盤スタンドは2軸で角度を変えられるので、ダッシュボードの形に応じてモニター位置を調整しやすい。

5V型/7V型/9V型が、同じ性能で選べる

先に述べたように、ココデスは3つの商品ラインナップで構成されている。

これまで出回っていたポータブルナビは5V型と7V型の2サイズが主流だったが、それらに加えて、地デジ対応の9V型まで用意されている。

担当者の話では、5V型はコンパクトカーや軽トラックやバイクユーザーに支持されるケースがあったり(※ココデスは防水対応ではない)、7V型は2DINのナビが装着できない乗用車、9V型は1BOXや商用トラックに支持されている傾向もあるそうだ。

そして、それらにテレビ機能以外の性能差を設けていないのが選びやすい理由だという。

左上から時計回りに、9V型の『EZ-950』、7V型の『EZ-750』、5V型の『EZ-550』、すべてのココデスに接続できるリアビューカメラ『CMOS-230』。
ひと目で操作が分かるメニューの構成は、ココデス・シリーズに共通する美点。軽く触れるだけで反応する静電容量式パネルはもちろんすべてのココデスに採用されている。

帰り道もストレスのない案内に導かれて、新宿に到着。夕刻を迎えて混み合う高層ビルの谷間でも、自車位置の測位は正確だった。

久しぶりに最新のポータブルナビに触れた今回のドライブ。スマホのナビアプリで十分かと思えていたことも、ココデスを使ってみたら、ドライブに特化した機能はスマホとは別次元のものだと思い知らされた。

それほどに運転中の環境は複雑だし、フラストレーションがリスクに結び付くこともある。その点では、ココデスにはKENWOODが彩速ナビで培ってきた“分かりやすさ”や“使いやすさ”がしっかりと受け継がれており、使い手がストレスを溜め込む要素は独自の技術をもって取り払ってくれている。

使い手の可能性を広げるアプローチは、モノ作りを行う企業が進む理想の形を見せられた気がした。

そうしたノウハウが詰め込まれたポータブルナビ『ココデス』。カーナビが普及していなかった時代の国産車、インダッシュナビが付かない輸入車のユーザーが使ったとしたら、賢く頼りになる道先案内人になってくれると思った。

▶️ココデス・シリーズ 公式サイトを見る

記事に関わった人々

  • 執筆

    藤島知子

    Tomoko Fujishima

    クルマ関連情報を走り好き目線と女性視点を交えながら紹介。テレビ神奈川の新車情報番組「クルマでいこう!」ではお茶の間の幅広い世代に向けて魅力を発信中。2002年よりモータースポーツに参戦、2021年はKYOJO-CUPやスーパー耐久でドライバーとして奮闘。日本自動車ジャーナリスト協会会員。2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
  • 撮影

    前田惠介

    Keisuke Maeda

    1962年生まれ。はじめて買ったクルマは、ジムニーSJ30F。自動車メーカーのカタログを撮影する会社に5年間勤務。スタジオ撮影のノウハウを会得後独立。自動車関連の撮影のほか、現在、湘南で地元密着型の写真館を営業中。今の愛車はスズキ・ジムニー(JB23)

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