サステナビリティ、具体的に何をしている? ベントレーの取り組み

公開 : 2021.12.15 11:40

ベントレーは100年先を見つめています。そのための具体的な取り組みをご紹介しましょう。

もくじ

ベントレー工場の秘密と「ビヨンド100」
「サステイナビリティ」とともにある変化
水と蜜蜂、植樹の対として欠かせないもの
時代の流れを察知し、みずからを変える力

ベントレー工場の秘密と「ビヨンド100」

AUTOCAR JAPAN sponsored by ベントレー・モーターズ・ジャパン

あなたがもし鳥になってイギリス北西部、チェシャー州にあるベントレーのクルー本社工場を俯瞰したとしたら、いくつかのおもしろい発見をするはずだ。

まず驚かされるのは、ソーラー発電のためのパネルの多さだろう。

3万815枚にもなるそれは、空いている土地で一儲けするためにあるのではない。

空から見ればソーラー発電所にしか見えないそれは、実はカーポートの屋根としての役目も果たしている。

もちろんイギリスで最大級と言われるソーラー発電で生まれた電力は、そのままクルー工場の中で文字通り地産地消されるのである。

さらに目を凝らして見ると植栽の脇に並ぶ白い箱に気付くはず。ミツバチたちの巣箱だ。

30万匹のまさしく「フライング・ビー」たちが工場の敷地内で暮らしているのだ。

クルー工場ではクルマ以外にハチミツも作っている? 答えはイエスだ。

今年も15kgものハチミツを搾ることができたという。けれどそれは、ちょっとした副産物に過ぎない。

イギリスの高級自動車メーカーであるベントレーが、本社工場の敷地内でミツバチを飼う。

その秘密を解く鍵は、2020年11月にベントレーのCEO、エイドリアン・ホールマークが発表した「ビヨンド100」の中にある。

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記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。BMW 318iコンパクト(E46)/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。

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