ルノー・アルカナ、どんなクルマ? 重大ミッションを試乗で読み解く

公開 : 2021.12.22 18:00

ルノー・アルカナ。多くのかたにとっては、まだ謎に包まれているかも知れません。試乗しました。

もくじ

アルカナの重大ミッション
Eテックは「いいとこどり」
アルカナ、乗ってみると?
気になる後席の頭上空間は

アルカナの重大ミッション

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アルカナは全長およそ4.6mと扱いやすいサイズのSUV。ルノーのコンパクトSUVといえばすでにキャプチャーがあって、こちらはヨーロッパを中心に根強い人気を誇っているけれど、ハッチバックとSUVの中間的なキャラクターのキャプチャーに対して、アルカナはより本格的なSUVのプロポーションに仕上げられている。

しかも、ルーフ後半が徐々に下がるクーペ・スタイルを採用。手頃なサイズ感といい、スタイリッシュなデザインといい、いまもっとも旬なセグメントにジャストミートしているモデルだ。

ただし、アルカナは単純なヒット作狙いではなく、もっと重要なミッションを担っている。

ルノーの新しいハイブリッドシステム「Eテック」を広く世に知らしめるというのが、その大切な役割である。

いま、ヨーロッパ車のハイブリッドシステムはプラグイン・ハイブリッドとマイルドハイブリッドに二極分化している。

プラグイン・ハイブリッドは、外部電源で充電することでEVのようにも走れる高度なシステムで、燃費と排ガスの低減に大きな効果があるけれど、コストもかかるからコンパクトカーへの採用は難しい。

いっぽうのマイルドハイブリッドは、ヨーロッパの最新排ガス規制をクリアするのが主な目的で、コスト的には有利だけれど燃費低減効果は限定的。

というわけで「コンパクトカー向きで省燃費にも大きな効果のあるハイブリッドシステム」というのは、少なくともヨーロッパ車に関していえばこれまで存在しなかった。

そしてEテックは、そんな世の中に風穴を開けるために誕生したハイブリッドシステムといえるだろう。

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記事に関わった人々

  • 執筆

    大谷達也

    Tatsuya Otani

    1961年生まれ。大学で工学を学んだのち、順調に電機メーカーの研究所に勤務するも、明確に説明できない理由により、某月刊自動車雑誌の編集部員へと転身。そこで20年を過ごした後、またもや明確に説明できない理由により退職し、フリーランスとなる。それから早10数年、いまも路頭に迷わずに済んでいるのは、慈悲深い関係者の皆さまの思し召しであると感謝の毎日を過ごしている。

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