海外初試乗

2012.03.28

アルファ・ロメオ・ジュリエッタ1.4TCT

テスト日 : 2012年3月26日

価格 : 21,855ポンド(289万円)

アルファ・ロメオ・ジュリエッタ1.4TCT ルッソ

■どんなクルマ?

素晴らしいアイディアに聞こえる。ジュリエッタの1.4マルチエアは168bhpのパワーを持つ素晴らしいモデルだ。そのクルマにオートマティックのダブル・クラッチを追加した上で、マッピングも調整してCO2排出量も抑え税制でも有利になるようにし、愉しいハッチバックを造り上げたというのだ。

とにかく税制はCO2排出量にとりつかれているので、134g/kmから121g/kmになったということは、大きな利益をドライバーにもたらす。

フィアット製のドライ・クラッチを使用するツイン・クラッチは6速だが、フォルクスワーゲンの7速DSGよりもコンパクトだ。フィアットによれば、湿式のクラッチよりも6%、パワーロスを防ぐという。

■どんな感じ?

ステアリングに付けられたパドルでギアチェンジすることは、アルファ・ロメオの魅力的なアクションだが、このクルマではそれがない。なぜならパドル・シフトがオプションであるからだ。

ダイナミック・モードでさえアクセル・レスポンスはソフトで、トルク・コンバーターのオートよりもサクサクとした感じがない。一方、デフォルトのナチュラル・モードは無意味なほどくどい。のんびり歩いているときにはオート・モードはベストであるが、ギアシフトの喜びとは無縁になってしまう。

また、3速と4速の大きなギャップも気になった。

■「買い」か?

このクルマがCO2排出量を減らすためのスペシャル・モデルであることをTCTのエキスパート、コンスタンチノス・バフィディスは認めている。従って、エンジンは燃費のための「スイート・スポット」を中心に考えられているのだ。

以上の理由から、TCTアルファを買うのであれば、パワフルで119g/kmのCO2排出量を持つターボ・ディーゼルがおすすめだ。

(ジョン・シミスター)

アルファ・ロメオ・ジュリエッタ1.4TCT

価格 21,855ポンド(289万円)
最高速度 217km/h
0-100km/h加速 7.7秒
燃費 19.2km/l
Co2排出量 121g/km
乾燥重量 1305kg
エンジン 直列4気筒1368ccターボ
最高出力 168bhp/5500rpm
最大トルク 25.4kg-m/2500rpm
ギアボックス 6速ダブルクラッチ

 
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