スズキ・スウィフト・アティテュード

公開 : 2012.09.05 16:19　　更新 : 2017.05.29 18:41

■どんなクルマ？

スズキ・スウィフト・アティテュードは、スウィフトSZ3をベースにした限定モデルである。エンジンは93bhp、12.0kg-mのパワー、トルクを持つ1.2リッターのガソリン・エンジンで、20.0km/lの燃費と、116g/kmのCO2排出量を持つ。SZ3に対してプラスの装備は、カーボンファイバー・ルックのルーフとミラー、リア・スポイラー、フロント・フォグランプ、リアのプライバシー・ガラス、16インチのブラック・アロイ・ホイールと、ホワイトのボディ・カラーだ。限定台数は500台で、3ドア、5ドアが用意される。ちなみに、われわれがテスト・ドライブしたのは3ドアである。

■どんな感じ？

SZ3からメカニカル的には変更がないということは、そのドライブ・フィーリングもSZ3と変りないということだ。つまり、エンターテイメントなステアリング・フィールと、印象的な素直な乗り心地と両立する高いグリップとボディ・コントロールを備えているということだ。そして、高回転で気持よく回るエンジンを持つ。

表面的なお化粧は特に3ドア・モデルにはお似合いだ。そのボディキットはスウィフトの若々しいキャラクターには相応しい。ニセのカーボンファイバーのミラーとルーフはちゃかりした装備だが、価格を抑えるためのナイス・アイディアかもしれない。

■「買い」か？

驚くことに、この特別バージョンは、SZ3よりも935ポンド(11.6万円)安いのだ。このモデルは、ヤング・ユーザーにターゲットを絞ったものといえる。

(ティム・ディクソン)