海外試乗

2014.11.08

スマート・フォーツー

テスト日 : 2014年11月06日

価格 : £11,125(200万円)

■どんなクルマ?

先代のスマート・フォーツーといえば、2名乗車のクルマとしての市街地における利便性やスタイリングをもって、多くの人の心をほしいままにしてきた。要するに ’替えの効かない’ クルマだったのである。しかし、”では欠点ひとつない完璧なクルマなのか?” と問われれば、躊躇いなく首を縦に振ることは難しいクルマでもあったのは事実だ。

3世代目となる今回のフォーツーのメカニカル・セット-アップを見れば先代と大きく変わっていないことが分かる。リア-エンジン・リア駆動のレイアウト、2ドア、2シーターと言う点は全く同じなのだ。では何が違うか。3代目は、2代目以前の欠点を修繕することに徹底的に力を注いできたのである。

4ドア、4シーターのスマート・フォーフォーとタッグを組んで市場を活気づけることも先代同様、土台は最新のルノー・トゥインゴと共有している。

フォーツーとフォーフォーの全幅はともに1660mm、全高も1550mmと同じではあるが、フォーツーの方がドア/座席数が少ない分、全長は短い。全長こそ2695mmと先代のフォーツーと変わらないが、ホイールベースは8mm延長され1873mmになった。

フロント・エンドや、独自のボディ構造をアピールする2トーンのトリディオン・セーフティ・セルなどの意匠は、2モデルとともに大幅な改善が施されている。

今のところエンジンは71psと9.3kg-mを発生する自然吸気の999cc 3気筒と、90psと13.8kg-mを発生する過給器付きの898cc 3気筒の2本立てとなる。

悪名高き5速セミATはこの世代から廃止され、5速のMTか、6速のツイン-クラッチAT(こちらは2015年の春まで待つ必要がある)のどちらかを選択可能だ。

■どんな感じ?

幅の広さ、四隅のギリギリに配された車輪、短いオーバーハングを見れば、先代よりも ’気合の入った’ クルマだということがわかる。

実際のところ全幅は110mmワイドになっており、乗ってみればこの恩恵をすぐに感じられる。もう先代みたいに、パッセンジャーと肩をぶつけることはないのだ。大柄の大人が2人乗ったとしても十分なスペースがある。

 
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