BMW X6 xDrive 30d Mスポーツ

■どんなクルマ?

’好きな人は好き’、’好みがわかれる’。X6がデビューしてから、おそらく多くの人が口にしたであろう2語である。

しかし私や読者諸兄がなんと言おうと、たくさんの人がこのクルマのアピアランスを好み、そして買ったことは間違いない事実だ。BMWの開発担当者は笑いが止まらないに違いない。

今回のフェイスリフトにともなって変更された外観に関してはあえて触れないけれど、たとえばこのエントリー・グレードの内装の変更や経済性の向上は着実な進歩の後押しになっている。

なかでも大きな役割を担ったのが3.0ℓのシングル・ターボ直列6気筒ディーゼルと、8速のオートマティック・ギアボックス。その他の変更点も含めて、以下で詳しく見ていくことにしよう。

■どんな感じ?

基本的には、初期のX6の美点は確実に受け継がれている。

テスト車両はMスポーツ・トリムであるため、アダプティブ・ダンパーは標準。他のすべてのX6と同様に、ダンパーのみならずステアリングの重みやギアボックス/スロットルのレスポンスを変更でき、おかげですべての所作が非常にハツラツとした印象だ。

アクティブ4WDシステムは、常にニュートラルな挙動を維持してくれ、また並外れたグリップを与えてくれる。仮にESPがアシストしてくれなかったとしても、無理なく簡単に軌道を修正することができる。

コーナリング時には、X6のプロポーションゆえのボディ・ロールが看取されるものの、他の同じサイズのSUVと比べるとボディのぐらつきはごくわずか。これによって楽しさが損なわれることはまったくない。

 
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