[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

トヨタ・アベンシス・ツーリング・スポーツ1.6 D-4D

落ち着き、フロント・エンドの軽やかさ、グリップ力の豊富さはまったく異なったレベルに達しており、フォード・モンデオほど生き生きとはしていないが、多くの人が大満足できるはずだ。

ターン・インも正確。ステア・フィールは極めてリニアであり、ボディの動きもとてもよくコントロールされている。

スイスを中心としたスムーズな路面では、フォードよりもリラックスしているうえ、荒れた路面でも足もとがバタバタと慌てふためくことはない。

ブレーキのレスポンスはやや漠然としているものの、制動力は十分である。

112psを発揮するコモンレール16バルブ・ディーゼルは高回転域でも静かでなめらか。6速マニュアル・ギアボックスのまじめな仕事のおかげで、トラクションの不足を感じることなくパワーをしっかりと車輪に伝えてくれるのもいい。

可変ジオメトリー・ターボチャージャーはわずか1750-2250rpmで27.5kg-mのトルクを引き出してくれる。

高速道路と田舎道を組み合わせたテスト・ルートでは16.3km/ℓをマーク。他のライバルに比べるともう少しいい結果を望んでしまうものの、59ℓの燃料タンクを満タンにした状態で966km走れるのは、家族連れの旅行などでは大変ありがたいと感じる。

装備も十分に用意されており、約480万円の車両価格に対して、クルーズ・コントロール、デュアル・ゾーン・エアコン、8.0インチのタッチスクリーン式メディア/ナビゲーション・システム、DABラジオ、USB/ブルートゥース接続、一部レザーのシート、電動ヒーター付きミラー、電動ライト/ワイパー、標識認識システムを含むドライバー・アシストが始めからつく点もかなりありがたい。

 
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