エレメンタルRP1

この手のクルマだと、車体の底部の多くをディフューザーで覆うのも定番であるが、RP1の場合は部分的にしかディフューザーを用いない。それでいて、160km/h前後で200kgちかくのダウンフォースを生みだすのだそうだ。

車重は580kg。前後重量配分は前:47%、後:53%となる。エコブースト・ユニットは324psを発揮する。

プロトタイプゆえすべての詳細な数値はまだ明らかになってはいないが、0-100km/hタイムは2.8秒、0-160km/hタイムは6.4秒となる。

製品版は2016年の初旬にデリバリーされ始めるとのことだ。

■どんな感じ?

便宜上プロトタイプという言葉を使ったものの、現時点でも完成度は高いと感じた。

カーボンファイバーの折り目はていねいに処理されており、ワンピース構造の軽量シートもなめらかに前後調整ができる。内装もシンプルでクリーンだ。

今後は、シート・ポジションがもう少し低くなり、ペダル位置も調整されるとのこと。カーボンファイバー・タブの成形も行い、現時点よりも肘周辺のスペースに余裕をもたせるそうだ。

わずかに居心地の悪さを感じるのは、フット・ポジションが高いからである。慣れれば問題はないのかもしれないが、こちらも改善の余地がある。

ピラーが存在しないため、前方の視界はかなり開けている。2座であるうえ、1775mmの車幅であるにもかかわらず、ミラーでの後部の確認もしやすい。

 
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