マツダCX-3 XD/XDツーリング Lパッケージ

公開 : 2015.07.13 23:35  更新 : 2021.10.11 09:10

マツダが2015年2月末に日本市場でのセールスを開始した ‘CX-3’ は、2014年に発売された新型 ‘デミオ’ のプラットフォームをベースとする、クロスオーバーSUV。

‘魂動’ デザインと、SKYACTIV技術を採用する、いわゆるマツダの最新デザイン&エンジニアリング・コンセプトに基づくモデルである。

日本仕様のラインナップは、非常に斬新なものとなっている。搭載エンジンは、105psの最高出力と27.5kg-mの最大トルクを発揮する、1498ccの直列4気筒ディーゼル・ターボのみ。輸出市場向けにはガソリン・エンジンも用意されているが、日本仕様ではこのような選択となった。

ミッションは全グレードで6速ATと6速MTを設定。駆動方式もFWDと、電子制御多板式4WD、‘i-ACTIV AWD’ の両方を用意している。

グレード構成は、ベーシックな ‘XD’ のほかに、‘XDツーリング’ と、‘XDツーリングLパッケージ’ があり、最上級グレードのXDツーリングLパッケージでは、各種安全装備のほかに、レザーと人工スエード表皮による2トーン・シートなども標準装備とされる。

プライス・レンジは消費税込みで2,376,000円から3,024,000円。7インチ・ディスプレイとコマンダー・コントロールを備える、最新世代の ‘マツダコネクト’ が全車に標準装備となることなど、コスト・パフォーマンスにおいても、市場での競争力は十分に高い。

記事に関わった人々

  • 山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。

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