[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

ベントレー・コンチネンタルGTスピード

2016年にむけてマイナーな変更が施されたということはつまり、褒めるべきところが増えつづけていることを意味するはず。ならば、ベントレーの名にふさわしいモデルとなっているのだろうか? 英国南部サリー州で検証する。

■どんなクルマ?

2003年の誕生以来、ベントレー・コンチネンタルGTは、‘にわか成金’ に抗うようにして、控えめな富裕層のあいだで好まれて使われてきた。この立ち位置は4輪の馬車の時代から変わらない。

コンチネンタルGTは、フォルクスワーゲン・フェートンのシャシーに専用ボディを組み合わせた量産モデルとなった。

組み立てはパーク・ウォードではなくドイツで行われ、アッセンブリーのためにイングランドのクルーに輸送、急増するオーダーに対応した。モダンにもなった。

販売に力を入れるかたわら、顧客をファクトリーに招待もした。ガイドするのは古株の職人。さらにカスタマーを虜にしていった。

工場を訪れたカスタマーが職人に聞いた。「どうしてあなたがたは、ボディの仕上げにそれほどの時間をかけるのですか?」

職人は、みずからのこもりがちな方言を隠そうともせずにこういった。「このファクトリーには2つのメーカーがあるんです。フォルクスワーゲンとベントレーです。わたしはベントレーの人間です」と。

 
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