[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

プジョー508GT ブルーHDi

■どんなクルマ?

308と同時導入されたプジョーの旗艦ディーゼル。エンジンそのものは308GTのそれと共通で、6ATのギア比も最終減速比まで含めて同じ。また、その搭載モデルが新上陸の専用スポーティ・グレードの“GT”になる点も、308と同じである。

ちなみに欧州では508にもGTとGTラインがあり、ブルーHDiも1.6ℓや2.0ℓの低出力版(150ps)なども用意されているが、この180ps版は308同様のGT専用エンジンとなる。

PSAのブルーHDiはダイムラーやジャガーのディーゼルと同様に、専用の尿素水(=アドブルー)を排ガスに噴射する補給することでNOxを浄化する。アドブルーは走行1万kmごとの補充を想定しており、一般的には正規ディーラーで定期点検を受けていればユーザーはとくに気を使う必要はない……と想定されている。また、補充時期が近づく(残走行距離が2400km以下になる)と、クルマ側から警告されるので、ユーザーがアドブルーを補充し忘れることはまずないという。

アドブルー・タンクは308ともどもリア・トランク部分の床下深くに搭載されており、実用性は犠牲になっていない。同じく尿素SCRを使うダイムラーやジャガーのアドブルー補充口が、給油口やトランク内部など、ユーザーのアクセスしやすい場所に配されるのに対して、PSAのそれはタンクに直結された隠れた場所にある。こうした点からも、プジョーでは「アドブルー補充はディーラーで」というコンセプトがうかがえる。

 
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