メルセデスVクラスのキャンピングカー「マルコ・ポーロ」 VWカリフォルニアより魅力あり

公開 : 2017.05.17 18:00  更新 : 2021.07.27 14:44

エンジン、乗り心地も検証

Vクラスの4気筒ディーゼル・エンジンは、エンジンをスタートさせる時とアイドリング状態での雑音が少々気になる以外は、非常に良く躾けられている。

パワーは十分で、追い越しをする時、高速道路で流れに取る時や合流する時等で苦労することは皆無だ。

トルクの大部分は低回転域から発生するので、鞭打って走らせる必要もない。エンジンは、シルクのようになめらかな、7速デュアル・クラッチ・オートマティックと組み合わされる、ドライバーがどれだけ速く変速を望もうと、不満を訴えることはない仕上がりである。

バンのサイズのクルマに18インチのホイールを履かせているのだから、悪路での乗り心地を期待するまでもないが、それでも、マルコ・ポーロの車内は快適である。

このサイズと重量のクルマであるから、ブレーキには気遣う必要があるだろうという点は忠告しておこう。

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