国内試乗

2017.07.15

スバル・レヴォーグがマイナーチェンジ 「熟成」重視 その評価は? 試乗記

スバル・レヴォーグ

テスト日 : 2017年07月14日

文・小川フミオ 撮影・前田惠介 

もっとも売れているのは「1.6 GT」

レヴォーグを排気量でわけると大きくふたつになる。170psの最高出力と25.5kg-mの最大トルクを持つ1599ccの1.6。もうひとつは300psと40.8kg-mの1998ccの2.0だ。GT、GR-S、STIも同じである。

エンジン形式は共通で水平対向4気筒。これにリニアトロニックとスバルでは呼ぶ無段変速オートマティックギアボックスの組み合わせだ。全車フルタイム4WD(スバルではAWDと呼称)搭載となる。

もっとも売れているのは1.6 GTで全車種の約8割を占めるとスバルの広報ではいう。市場が大きいぶんドライバーの志向の幅も広い。

従来型では乗り心地が硬めだという声に対応して、今回1.6のみコイルのバンプストローク延長と、バネ常数を下げることですこしソフトめの設定としている。

加えてガラス厚を厚くするなど静粛性への気配りもされていて、新型は静かなクルマになった。1.6ではとくに快適性志向が強まったといえる。

運転すると先に触れたような楽しい操縦性は1.6にも顕著だ。無断変速機ながら段付き感を出して、スポーティな気分を盛り上げてくれる「オートステップ変速」は2.0に続いて今回1.6にも採用された。

2.0では40.8kg-mもの最大トルクが2000rpmから発生しはじめるためことさらパワフル。かつやや足回りがしっかりとスポーティすぎると感じるひともいるかもしれない。

そういうこともあり、1.6と2.0という2車のキャラクターのちがいがここにきてより明確化したといえる。それはいいことだと思うのだ。

個人的にはしなやかなステーションワゴンが欲しければスバルにはアウトバックという選択肢もあるので、レヴォーグなら操縦性の楽しさがより際立つ2.0を推したい気持ちが強い。

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