国内試乗 ジュリア・クアドリフォリオ 対C63/M3 第3極登場

公開 : 2017.11.17 12:33

内装「愉しむ場」 価格がポイント

カーボン加飾等の高性能車らしさの演出はあっても、仕事場的ではなく愉しむ場なのだ。

吟味された素材と仕立てのよさに細部のキザな演出を加えているのがアルファ・ロメオらしい。

アルファ・ロメオのシンボルマークとなる4つ葉のクローバーを車名に持つジュリア・クアドリフォリオはジュリアシリーズの頂点モデルとして設定されているが、メルセデス・ベンツにおけるAMGやBMWにおけるMモデル同様に特別な高性能車として開発され、アルファ・ロメオのプレミアムとハイパフォーマンスの象徴的存在だ。

標準系の上級設定となるジュリア・スーパーの543万円という値付けに対してクアドリフォリオは1132万円。

スーパーが戦略的価格設定を採用したことを差し引いても倍以上の価格は中に隠された部分にどれほどの手を加えたかの証明のひとつ。新生アルファが求める理想の具現化でもあるのだろう。

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