アウディRS4アバント 英国初試乗 AMG C63とどちらを選ぶ?

公開 : 2018.01.26 10:20  更新 : 2018.01.26 11:25

迫力のルックスを引き立てる高価なオプション

ルックスについては、先代よりだいぶ迫力が増している。シャープな角度や彫りの深い造形、スポーティな味つけを各部に与え、前後ライトをダーク処理としたことなどが要因だ。ほぼメルセデス-AMGのC63ワゴンと同等のサイズだが、RS4はハードなメカっぽさで差をつけている。

ナバラブルーのようなコンサバティブなカラーでも645ポンド(約10万円)のオプションだが、一見して装備を充実させた3.0 TDIと見分けにくいようなそれが、多くのユーザーには支持されるだろう。

周りが避けて通るような個性が欲しいなら、同じ金額で奇抜なソノマグリーンに塗ることもできる。これにプライバシーガラスと、550ポンド(約8万円)のブラックスタイリングパッケージを追加すれば、近寄りがたい存在になれるだろう。いろんな意味で。

しかし、パール色のベガスイエローに2400ポンド(約36万円)、アンスラサイト塗装の20インチ・ツインスポークホイールに2400ポンド(約36万円)、カーボンブラックパッケージに5000ポンド(約75万円)と、際限なくアイテムを足していくと、価格はスーパーカーのレベルに近づいていく。はっきり言って、それは実用性に乏しい出費だ。

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