国内試乗

2018.02.08

三菱エクリプス・クロス S-AWCに注目 雪上でASCオン/オフ 違いは? 画像162枚

三菱エクリプス・クロス

テスト日 : 2017年02月01日

文・川島茂夫 撮影・三菱自動車 

一般的なASCオンのふるまいは?

進入で大きく振り込む、立ち上がりでパワーで滑らせる、という状況では即ASCが介入して自動減速やトラコン、ブレーキによる方向修正を行いグリップ状態に引き戻す。

何だか「冷静になりなさい」と諭されているような感じだが、過剰にお節介という訳でもない。

コーナーへのアプローチで舵をインに切り込んだ状態で緩やかに後輪が滑っている状態ではASCが介入しない。舵角と車速とヨー(自転角速度)が適切に保たれていれば見守ってくれるだけ。

と考えると優しく頼もしいお父さんのような存在にも思えてしまう。お釈迦様も掌で暴れる孫悟空と言ったほうが適切かもしれないが。

もうひとつ、雪上で気がついたことのひとつがパワートレインのコントロール性。滑りやすいから微妙な加減速制御が必要といっても、その程度なら今時のターボ車のふつう。

エクリプスクロスで感心したのは小技にも付いてきてくれたこと。氷雪上路ではちょん踏み即オフで、わずかなプッシュアンダーステアからタックインさせて回り込ませるような小技も多用するが、エクリプスクロスの1.5ℓターボとCVTは思ったとおりに反応してくれた。

ブレーキのタッチも同様で、加減速制御精度のよさも小技大技交えた走りの妙味の下支えになっている。心理的な余裕や安心感にも効いてくる長所である。

 
最新試乗記

人気コンテンツ