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海外試乗

2018.02.09

205GTI vs フォーカスRS vs メガーヌ・トロフィーR vs シビックR vs ゴルフGTI 前編

205GTI/フォーカスRS/メガーヌ・トロフィーR/シビックR/ゴルフGTI

テスト日 : 2018年1月31日

文・アンドリュー・フランケル 


意外かもしれないセレクト

この手の話では、つい思いがちだ。時代は変わってしまった、進化の方向は間違っていた、30〜40年前の軽くてコンパクトで俊敏なハッチバックの魅力に、肥大した子孫たちはとても敵わない、と。しかし、この記事に登場するプジョー205GTIのオーナーとして言いたい。それは間違いだ。両時代とも一長一短あるが、技術の進歩はめざましい。最先端のホットハッチは古き佳きクルマと戦うだけでなく、偉大な先輩たちを押しのけさえするのではないか。わたしの直感はそう囁くのだ。

そのわたしがこの5台を選んだことについて、非常に驚かれるかもしれない。元祖ゴルフGTI、ランチア・デルタ・インテグラーレ、ルノー・クリオだってあるのに、と。しかし、個人的に選ぶ旧世代の代表は205だ。なにしろ、自分で買うだけの値打ちがあるのだから。そして現代のジキルとハイドの代表としては2台の新参者、シビック・タイプRとゴルフGTIを。フォーカスは、ふたつの時代の中間をカバーする。

メガーヌは、スペックだけみれば、正当化しがたいくらいハードなマシンだ。新しくも、それほど古くもないが、それよりホットハッチとしてはあるべきものがない。シートがふたつしかなく、実用性が大きく損なわれているのだ。しかし、俊足ハッチバックの偉大なる信奉者で、添えを生み出すことにどこよりも熱心なルノーを、今回の対決から外すことはできなかった。なにより、わたしが欲しかったクルマなのだ。ただし、時と場合によっては、これがクリオ・トロフィー182に代わっても、なんら問題ないところだが。

 
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