フェラーリGTC4ルッソT試乗 V8エンジン搭載 4座スーパーカーの地位は唯一無二

2018.02.28


V8も悪くないが、V12ならもっと良い

巨大なボディを持っているマシンの割には、F1マシンの気分が味わえる走りを許容してくれるGTC4ルッソT。FFでもお馴染みだった、ステアリングホイールに搭載されたマネッティーノで、ドライビングモードは5種類から選択できる。

0-100km/h加速は3.5秒で、見通しの効く、許された場所であれば、320km/hのスピードで走ることも現実的。フェラーリ製のV12エンジンに乗ったことがないドライバーなら、搭載されているV8エンジンは痛快に感じられるはず。しかし、フェラーリの真髄とも言える奥深さを持ったV12エンジンなら、このクルマを一層素晴らしいものに感じさせてくれるだろう、とも思ってしまう。

低い重心高とかなり後ろ寄りに位置するキャビン、長いホイールベースに優れた前後重量配分、ボディの中心よりにマウントされたV8エンジンなど、すべてが組み合わさることで、ルッソTの乗り心地は極めて安定している。それは、決してソフト、というタイプのものではない。

サスペンションは、可変ダンパーのマグネライドによって岩のように硬くも設定することもできるが、多くのフェラーリと同様に、スポーツモードが一番適正に感じた。

ステアリングは正確で、剛性感もあり、クイック。パワフルなエンジンとあいまって、このボディサイズを機敏に走らせてくれる。

 
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