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NISMOアシか、e-パワーか、EVか 電動時代のクルマ選び 氷雪編 

2018.02.28

NISMOアシ 氷雪上で試すと?


また、1ペダルドライブも氷雪上では心強い。内燃機車でダウンシフトして強いエンブレを用いるのと同じ効果だが、エンブレの利き具合のコントロールしやすさは何枚も上手。神経質になりやすいブレーキ操作の負担を大幅に低減してくれる。


氷雪上との相性のもうひとつのポイントはフットワーク。しっとりとした乗り味ではリーフに分があるが、操安ではNISMOアシのe-パワーがまとまりがいい。

轍などで氷雪上走行の路面凹凸はダートに近く、走行速度は低くてもシャシーの負担は大きい。跳ね上げられたりして接地が不安定だと方向性も乱れやすく、それだけ修正の加減速や操舵量も増えていく。

NISMOアシは凸凹が激しい状況でも車体をフラットに保つ能力が高く、挙動も落ち着いている。NISMO車は総じて似た特性だが、限界を追い詰めるというより過渡特性にこだわった安定した操安性が特徴。グランドツーリング志向ともいえ、低速から高速まで大人っぽい懐深さを備える。その持ち味を氷雪上でも発揮。言い方を換えるなら、不意の状況が減るので運転が楽になる。氷雪上向けドラテクも使いやすく、意外なほど気楽に走れて、ウインタードライブも得意なモデルである。

 
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