VWゴルフ・エステート(ヴァリアント)1.5EVO試乗 新ユニット追加 燃費向上

公開 : 2018.04.13 10:10  更新 : 2018.04.13 11:39


堅実な車内に、高品質なインフォテインメント・システム

運転席からの前方、後方の視界も非常に優れているし、ステアリングコラムはチルト(上下)とテレスコピック(前後)調整が可能で、シートのスライド量も充分なものだから、最適なドライビングポジションに合わせることも容易。

不満を挙げるとすれば、リアシート側のレッグスペースとヘッドルームが狭く感じられることだが、テスト車両には995ボンド(15万円)のオプションとなるパノラミックサンルーフが備わっており、これがなければ、頭上空間はもう少し広いはず。

インテリアの質感は単調ではあるものの、パネル類の組み付け精度は高く、エアコンやインフォテインメント・システムの操作感度も良好で、位置も適切。ちなみに、テスト車両には8インチモニターが付くフォルクスワーゲンのディスカバー・ナビゲーションが装備されていたが、グラフィックスや反応、使いやすさなど、現在市販されているシステムではベストのひとつだと思う。

従来式のアナログメーターに代わって、12.3インチの高精細ディスプレイによるデジタルメーターに変更できる、495ポンド(8万円弱)のアクティブ・インフォ・ディスプレイも良い。このモニターには、ナビゲーションの地図を含む、様々な情報を表示することができる。

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