中古で勝負 エボ6トミマキ vs インプ・リチャード・バーンズ仕様(後編)

公開 : 2018.05.03 14:10

羽根のように軽い インプ

一方、インプレッサはオリジナルのままでも充分に印象的だ。羽根のように軽く、頑丈で、またボディもトランスフォーマーのようなスタイルのエボリューションTMEより美しく熟成した感がある。Mk1のゴルフGTIやマツダMX-5のような他の初代モデルと同じようなデザインの純粋さが感じられるのだ。

この2台のクルマのうち、どちらを選ぶのだろうか。直進路を突っ走るクルマが欲しいなら、エボリューションだろう。発売から17年後の今でも、エボリューションは最速かつ運転しやすいスーパーサルーンのひとつだ。


しかし、クラシックカーと呼ぶにより相応しいのはインプレッサだろう。加速性能には劣るかもしれないが、とことん人を虜にするクルマであり、もう速さに目新しさを感じなくなってからも心を捉える特徴を持っている。

そして、この時代の日本車には良きライバルが存在し、中古市場にも出回っている。「番外編」でご紹介していくのでお楽しみに。

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