空飛ぶ三輪車「リバティー」初試乗

2018.07.07

簡単に離陸 安定した飛行

ティーレンはロタックス・エンジンに火を入れ、滑走路へと侵入する。ここまでは頭上のローターは止まっており、上下にたわむだけである。クラッチをつなぐとローターは回転を始めるが、185rpmに達するまでは機体は動かさない。ブレーキを放すとゆっくりと加速を始める。

かなり短時間で機体は地面を離れるが、ティーレンはローターの速度が300rpmを超えるまでオリオンを地上およそ6mのところに保つ。彼はスティックを穏やかに後ろに引き、われわれは毎分200mで上昇する。方向舵の制御はスティック1本と一組のペダルだけである。

オートジャイロはもともと安定しており、それはとても良いことなのだが、旋回する場合は制御がかなり重くなる。オートジャイロのとても優れているところは、特に適当な向かい風の場合、着陸に広い場所が必要ないことだ。エンジンが止まったらどうなるのかと皆尋ねる。石のように落ちるのだろうか? 違う、カエデの種のように落ちるのだ。ティーレンは高度460mでスロットルを閉じて実演して見せてくれた。機体が305mに降下したところで彼はノーズを下げて前への速度を確保し、穏やかな着陸状態に入った。

ではドライブした感じはどうだろう? インターネットによると、カーヴァーはここから36kmも離れていない。オーナーのハワード・ブルックスはクリスマスにオーナーになったばかりだが、すでにカーヴァーと恋に落ち、わたしを喜んで迎えてくれた。

 
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