海外試乗

2018.07.12

長期テスト アストン マーティン・ヴァンキッシュS(3) 利便性も魅力

アストン マーティン・ヴァンキッシュS

積算9205km 日常生活でもスペシャルな体験を

わたしの家には他にクルマがなく、日常生活でもアストン マーティン・ヴァンキッシュSを使うほかない。わたしの知人のスーパーカーオーナー達にも、ほかに所有するどのクルマよりもフェラーリFFやGTC4ルッソに乗っているひとは多い。美しい4シーターの魅力はこの点にある。

ヴァンキッシュは608psあると言っても、スーパーGTの中にはこれよりパワーがあるクルマもあるし、リアシートの広さではGTC4ルッソやロールス・ロイス・レイスに劣る。とはいえ、特別さと速さという点では決して負けてはいない。

エンジンは素晴らしく、乗り心地も良い。インフォテインメントシステムも携帯とうまく連携する。内装のどこかからかすかに物音がしたり、時にホイールからも音がするが、総じて静かだ。それに、バング&オルフセンのステレオはどんな現代のクルマよりも良い。

クルマから降りても、スペシャルな体験は続く。「スワン・ドア」はやや上方に開き、どこでも止めたいところで止まる。トランク・リッドもボンネットも驚くほど軽く持ち上げることができ、ルックスは市販車の中で最も格好いいと確信している。

うるさくいえば、GTC4ルッソよりも後部座席は狭いし、馬力も689psとかなわない。しかし、おそらく2019年頃発売される新型ヴァンキッシュでは100ps以上パワーが向上するだろう。それはそれで良いし、新型の発売まではこのクルマでわたしはハッピーになれる。

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