国内試乗 新型ベントレー・コンチネンタルGT 歴代最高の完成度

2018.09.01

ロールを抑え乗り心地も改善

これは「ベントレーダイナミックライド」と名づけられたロール制御システムの恩恵が大きいようだ。実際のシステムは48Vのバッテリーを使う電子アクチュエーター付きアンチロールバーの働きによるものだという。

働きは、車体のロールを抑え、タイヤの接地性を最大限確保するところにある。ねじれ抵抗を変化させることで、乗り心地を犠牲にしないで最大限の効果を確保しようとしている。

なるほどと思うのは、実際に乗り心地がいいのだ。路面の起伏にはほぼ影響されずにフラットライドを実現している。凹凸はよく吸収され直線ではロングツーリングをこなすGTカーとしての資質の高さを垣間見せてくれる。

それでいながら、コーナリング時はさきに触れたように、操舵に瞬時に応答して、ノーズがすっと内側に入り、そのあと姿勢は一定し、出口を目指して猛烈に加速していくときもつねにフラット。感心するしかない。

エアサスペンションは今回3チャンバー式となり、負荷に応じてより最適な設定が得られるようになっている。とりわけ最もソフトな設定では先代より60%も多い空気量を確保できるのだそうだ。これも先に触れた乗り味に大きく影響している。

 
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