海外試乗

2018.09.23

天空の玉座 エグゼクティブ・オープン・スポーツ対決 前編 回顧録

ランボルギーニ・ガヤルド・スパイダー/ベントレー・コンチネンタルGTC/アストン マーティンDBSヴォランテ

エグゾーストノートにも個性が

そして、そのときに外から丸見えになる派手なオレンジレザーのインテリアが、このマシーンの非実用性と非日常的魅力をあからさまに誇示するのである。

路面をこすらんばかりに低いガヤルドの、やはりフロアに座っているかのように低いシートに身体を落とし込むと、もうひとつの強烈な魅力が待ち受けていた。ジャングルの野獣のごときV10エンジンの咆哮だ。

低回転域で高負荷をかけると3800rpmまではずっしりとした野太い拍動を響かせ、さらに回転を上げていくとトランペットのような朗々たるサウンドへと変わっていくアレンジには、感動せずにいられない。

意外かもしれないが、GTCもサウンドでは負けていない。その強烈なエグゾーストサウンドはまさに豪快な加速力に見合ったものだ。ただし、複雑な設計のエンジンではあるが音質自体はそれほど奇妙なものではなく、いたって普通である。この巨体を300km/hオーバーまで加速させる心臓の鼓動としては、少々平凡すぎるかもしれない。

DBSのエグゾーストノートは高回転では小気味良いほど粒の整った美声を聞かせてくれるが、低音もなかなかのもので、動力曲線の極限を体験してみたいと思わせるタイプのサウンドである。

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