ロードテスト ジャガーIペース ★★★★★★★★★☆

2018.09.24

 

はじめに ▶ 意匠と技術 ▶ 走り ▶ 使い勝手 ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

内装 ★★★★★★★★★☆

今回のライターのひとりが、ここ数年で一番のジャガーのインテリアだと、Iペースの車内を見てつぶやいた。概ねわたしも同意できるが、素材の選択がカギだといえるだろう。艶の深い黒と金属製のパネル類が革張りの内張りとコーディネートされ、そこへ高精細なタッチスクリーンが組み合わさることで、洗練されたモダンな雰囲気を生んでいる。

しかし、じっくり観察すると、改善したいところも散見できる。カップホルダーをカバーするトレーは、明らかにプラスティックと分かるもの。6万ポンド(864万円)もするクルマなのにも関わらず。また操作スイッチのいくつかにも、詰めきれていない部分がある。ただし、このようなマイナス要素は限られている。誰もが感銘を受けるであろう、上質な素材で覆われた、際立った品質に仕上がっている。

操作系のしやすさ、人間工学の部分でも完成度は高い。3940ポンド(56万円)のオプションとなるパフォーマンスシートは、やや固めながら、横方向の身体のサポートも充分。ランバーサポートや背もたれの角度など、調整範囲は14に細分化され、多くのドライバーの身体にフィットさせることができる。もちろんメモリー付きのパワーシートで、運転席での快適性は約束されている。前席はヒーターに加えてクーラーも内蔵。後席はヒーターのみとなるが、オプション価格も納得できる。

後席に座るひとは、キャビンフォワードとロングホイールベースのメリットを享受できる。エグゼクティブ・サルーンに匹敵するレッグルームを確保しており、960ポンド(14万円)のオプションとなるパノラミックサンルーフを装備していても、ヘッドルームは広々。

リアのラゲッジスペースも不足のない656ℓの容量があり、フロントのボンネット下には、27ℓの手荷物置きまで備わっている。

 

はじめに ▶ 意匠と技術 ▶ 走り ▶ 使い勝手 ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

 
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