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マツダ CX-3 2.0 2018年モデル 英国の評価は? 抑制の美、走りが魅力

2018.10.09

どんな感じ?

ドライバーとの繋がり 自然吸気エンジンの魅力

ダイナミズムがそれほど重視されないこのクラスにおいて、ドライバーとの繋がりに重きをおいたことは高い目標設定と言えるが、CX-3は公道での印象的な走りを実現している。

マツダのよりスポーティなモデルたちと比べれば、ステアリングにはシャープさと、本物のロードフィールといったものが欠けているが、重みは適切で、その素晴らしい手応えによって、ドライバーはコーナーへと自信をもって進入することができる。CX-3よりもボディロールが掴みやすいライバルモデルもあるが、それでもこのクルマでもロールを感じとることはできる。

改良されたサスペンションがもたらす乗り心地は依然として固いとはいえ、落ち着きを保ったままで路面不整やショックを吸収してみせる。

回転上昇の滑らかなエンジンからは速いクルマだという印象を受けるが、そのサウンドほどの速さは見せてくれない。さらに、ピークトルクが発生するのは最高回転数のはるか手前だ。


スポーツモードを選択するとスロットルレスポンスが向上するとともに、オートマティックギアボックスもできるだけ低いギアを選択しようとする。マニュアルシフトの反応には不満が残るものの、ダウンサイジングターボ全盛のこのクラスで、依然としてCX-3の自然吸気エンジンには多くの魅力が詰まっているといえるだろう。

ディーゼルエンジンを積んだモデルも、小径ターボの働きによってそれなりの速さを見せてくれる。クルージング速度では洗練されているといえるが、シフトアップのサインに従わないと、やや苦し気な様子も見せる。6速マニュアルギアボックスは力を入れることなく小気味よいギアチェンジが可能だ。

 
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