海外試乗

2018.10.11

初試乗 新型ポルシェ911(992型)プロトタイプ わずかだが着実な進歩

ポルシェ911(992)プロトタイプ

ルックスはキープコンセプト

物静かに語るドイツ人エンジニアであるアクレイトナーは長年911の開発を率いており、最近ではボクスターやケイマンの開発も統括している。彼はポルシェの聖杯を守るひとともいわれている。いっぽうで、992型は彼の引退前の最後のプロジェクトであるともうわさされる。彼との会話の中で聞いたコメントの中でもそれが感じられた。

「われわれが求めるものは明確です。911は他のどんなクルマも実現し得ない運転感覚を持つのです」と彼はいう。「最新の911は最良の911であり続けなければなりません」


新型911を間近で見て気づくことは、いかに先代と似たデザインかということだろう。緩やかにカーブしたルーフラインなどの特徴が長年の911との関連性を強調する。もちろんサイズの拡大とともに洗練度は高まっているが、基本的なルックスは不変なのだ。

アクレイトナーは新しいルックスについて「不自然さはないでしょう。みなさんはもっと大掛かりな変化を予想しているかもしれませんが、大きく変えないことが長期的に実を結ぶのです」と語る。

ポルシェはこの992を来月のロサンゼルス・モーターショーで発表するまでその技術的な詳細を明かすつもりはないようだ。もどかしいが、991.2が現在も販売中であることを考えれば致し方ないことだ。

ただし、すでにわかっていることもある。

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