海外試乗

2018.10.11

初試乗 新型ポルシェ911(992型)プロトタイプ わずかだが着実な進歩

ポルシェ911(992)プロトタイプ

スムーズな走り 順当な進化

助手席試乗でその特性やパフォーマンスの違いが確認できたかどうか? 街乗りにおいては、信号からの加速時の低速トルクの向上やその扱いやすさが印象的であった。他のライバルたちによくある神経質さは皆無だ。事実、助手席に乗っている限りでは30km/h程度での動きは200km/hでの巡航と同じように穏やかであった。

新しい8速ギアボックスには新デザインのギアレバーとシフトパドルが組み合わされ、今まで以上に素早くスムーズなシフトチェンジが可能になった。通常の走行時には積極的にシフトアップして経済性に貢献している。ただし、ドライバーがその気になればレッドゾーンに向けてエンジンのパワーを引き出してくれる。


低いギアでの加速は驚異的な印象であり、PDKを装備する現行911カレラの4.4秒という0-100km/h加速が大幅に短縮されているはずだ。この新しいエンジンはターボらしさは全く感じられず、空冷時代を思い起こさせる素晴らしいサウンドがインテリアを包み込む。

全体として、911は革新的というよりも順調な進化を遂げたという印象であった。現行型の素晴らしさを上回るのは難しいだろうが、少なくとも助手席で体感した限りでは着実な進歩が感じられた。

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