海外試乗

2018.10.27

ホットハッチ対決 フォーカスRS vs メガーヌ250カップ 前編 回顧録

フォード・フォーカスRS/ルノースポール・メガーヌ250カップ

顔面には難も

ただし、少々やり過ぎという非難を受けそうな部分もある。巨大なCピラーは外から見ると実に堂々たる造形だが、内側から見ると、運転席と助手席のどちらからでも後方視界が唖然とするほど大きく損なわれていることがわかる。

それにリアエンドの雰囲気、特にエグゾーストとディフューザーのあたりはヴォグゾール・アストラVXRにそっくりだが、あのクルマが趣味のよさで認められているとはとても言えない。そしてフロントにはルノースポール・ルーテシアと同じ口髭のような黒い樹脂パーツがあり、顔の造形にはいささか難があるようにも思える。

そういうわけで、ルックスの見事さについては疑問の余地はないにせよ、完璧というには今ひとつ問題があるのも事実である。もっとも、いいところを数え上げればそうした不平など取るに足りないだろうし、特に今回の試乗車は申し分なかった。これについてはあとで説明しよう。

モデルは2種類から選択できる。カップが邦貨換算約440万円で、装備がより充実したスポールは約460万円だ。カップには地上高が低い、よりスポーティなシャシーが与えられ、タイヤは18インチのミシュラン・パイロットスポーツを履いている(スポールも18インチだが、コンチネンタルを履く)が、装備もそれ相応にスパルタンになる。それが不満なら、キャビンがより豪華なスポールを選択して、それにカップ・シャシーをオプション装着(約40万円)する手もある。

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