[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

キアK900 韓国最上級車に試乗 Sクラスに対抗できるか

2018.10.28

100字サマリー

K900はメルセデス・ベンツSクラスに対するキアの回答です。しかし今のところ、メーカーはこのラグジュアリーセダンを欧州で売るつもりはないようです。メルセデスとは比べるべくもないものの、後席に乗る限りではまずまずの仕上がりと評価されています。

もくじ

Sクラスへの回答
ラグジュアリーというよりプレミアム
残念なフロントの乗り心地
過酷な交通状況にも対応
ソウルパワー

Sクラスへの回答

BMW Mの前チーフエンジニアが開発したツインターボV6を搭載するスポーツセダンというアイデアは、数年前には突拍子もない考えに思えたが、スティンガーはとても説得力のあるクルマだった。誰もこれがメーカーの初挑戦だとは思えないだろう。

この流れで行くと、メルセデスSクラスのライバル、V8エンジンを搭載する全長5.1mの四輪駆動ラグジュアリーセダンというアイデアも、以前ほどばかげたものだとは思われないかもしれない。おそらくもっと不自然だろうが、必ずしもコーンフレークを吐き出すほどではないだろう。

そして単にアイデアではなく、実際に動くクルマなのだ。K900(韓国ではK9と呼ばれるが、輸出に際しては名前を変える)は、いうまでもなくSクラスへのキアの回答である。

キアの最上位モデルとして今年の夏韓国市場に投入されたこの技術的力作は、2世代目に入った。このクルマは新しい後輪駆動プラットフォームを使った最初のクルマとして、ヒュンダイ・モーターグループ全体に重要な意味を持つ。

このプラットフォームはヒュンダイの新しいプレミアムブランドであるジェネシスのG80セダンにも使用される。海外ではキアよりもブランド力が高く、欧州や英国でも販売される予定だ。

 
最新試乗記