オンボロのマイクラ(マーチ)で挑む草耐久レース 敵を巻くか、煙に巻かれるか 

2018.11.11

参戦の経緯

さて、ここでいったん話を過去へさかのぼろう。先日、わたしはできるだけ安い中古車をさがし求め、結果このボロっちい22年落ちのK11型日産マイクラ(日本名マーチ)を買った。タダ同然の値段で買ったクルマが使い物になるかどうか試すつもりだったのだが、拍子抜けなほど問題なかった。1日に800km走ってみても何も起きなかったのだから、りっぱに使えることは強調したい。

そうなると、この1996年式マイクラがどこまで頑丈なのか、にわかに気になってきた。まあ、3時間もデコボコ野原でもみくちゃにされれば、答えはおのずと出るにちがいない。

そうしていま走っているのが、ハースト・チャレンジというレースイベントだ。主宰するのはダン・モスというグロスターシャー州のラリードライバー。地域のドクターヘリ事業への寄付金を募るために毎年開催されていて、これまでに数万ポンド(数百万円)にのぼる篤志が集まったという。

参加車両の規定は、二輪駆動に限り、その購入・整備費用は合わせて500ポンド(7万2000円)以下ということだけだ。たしかにマシンそのものにお金をかけてしまっては、イベントの趣旨にもとる。

 
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