オンボロのマイクラ(マーチ)で挑む草耐久レース 敵を巻くか、煙に巻かれるか 

2018.11.11

レースのための「整備」

ロブはほかにも冴えを見せ、標準のラジエーターはすぐに泥がつまって使い物にならなくなるからと車内に補助ラジエーターを取りつけてくれた。さらにはドライブベルトを交換したりレース用シート(オンボロだが)を付けてくれたのだが、そのときアダムは手際よく工具出し係をつとめ、わたしはわたしで役立つ情報をもとめてツイッターをチェックした。

タイヤについても、「付いているのを使うだけ」というこれまたしごく単純な方策とした。

きっとほかのチームはイボイボのラリー用タイヤをはいてくるにちがいないが、そもそも持ち合わせがないという身も蓋もない理由はさておき、そんなタイヤをはかせたらホイールハブやサスペンションの負担があまりに重くなると考えたからだ。

それでも知恵をしぼったあげく、トランクにスペアとして未使用の冬タイヤがあったのに目をつけ、時計回りのコースでもっとも負担が大きい左フロントにこのいちばんマシな1本を付けることにした。手持ちのスペアタイヤは結局1本だけだから、2本パンクしたら終了だ。仕上げに、減りきったクラッチ板を新品に交換した。

 
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