英国試乗 ジャガーFタイプ V6 マイナーチェンジ、依然として魅力

公開 : 2018.11.15 10:40

どんな感じ?

もっと軽量なら

細かな改良しか加えられていないため、以前Fタイプに乗ったときの総じて好ましい印象はそのままだ。新しいモデルとは言い難く、2013年の登場からそれほど改良されていないばかりか、ノイズ対策の部分では明らかな問題点が残ったままだ。

中でも気になるのがFタイプの取り回しの悪さだ。視界は完璧とは程遠く、道路で運転しにくいクルマになっている。しかも、ボディ寸法は大きいがキャビンの広さはそれほどでもない。

また、正確で素晴らしい出来のステアリングやなかなかのボディコントロールを見せるが、絶対的な車重の重さは気になる。鼻先の軽い4気筒バージョンに乗ってすら、もう少し軽ければもっと魅力的なのにと思わずにはいられない。

同クラスのアルピーヌA110ポルシェ718ケイマンの方が明らかに軽く、われわれはこれらを非常に気に入っているのも偶然の一致とは言えない。

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