[ABARTH 70周年]嶋田智之が、いま見つめるABARTH 595

初試乗 アウディA1 モデルチェンジ、ライバルはミニ 高めたデザイン性

2018.11.23


どんな感じ?

ライバルを研究したデザイン

最新のA1のボディサイズが先代よりも大きくなっていることには、驚きはないが、遂に全長は4mを超えてしまった。先代では後部座席が狭いという意見が多かったようだ。その反面、全幅、全高ともにやや小さくなっており、アウディらしいスタイリッシュなアピアランスを与えている。

アウディによれば、エクステリアデザインはモータースポーツを想起させるものに仕上げたという。フロントグリル上の3本のスリット状のエアインテークは、スポーツ・クワトロのラリー仕様車をイメージさせるし、ヨットや水中翼船をモチーフにした部分もあるらしい。私感としてはとても良い仕上がりだと思う。またリアビューミラーで目にするような斜め前、フロント・クオーターアングルの雰囲気は、かなり迫力があるように思う。

このエクステリアデザインのテーマは、エアベントが水平に並ぶ、ドライバー・オリエンテッドな車内空間にも反復している。恐らくアウディの開発チームは、ミニの5ドアをワークショップに持ち込んで、何がこれほどまでに魅力的な存在に高めているのか、検討したのだろう。エクステリア、インテリアともに自由にカスタマイズできるようになっており、複数のデザインテーマから組み合わせられるだけでなく、ボディ色やホイール、ルーフの色なども選べ、その組み合わせは100万通り以上にも及ぶそうだ。

インテリアのデザインテーマは、アウディとしても新しい挑戦をしており、なかなか魅力的。触感以上に、視覚的にも注力しているようだ。ただ、ライバルモデルと比較して仕立ての良いアウディのインテリアに見慣れているひとにとっては、ドアパネルやダッシュボードにプラスティックが露出していることに、驚くかもしれないけれど。

 
最新試乗記