新型プジョー508 SW試乗 スタイル自慢のステーションワゴン 走りも好印象

2018.11.28


サルーンと変わらぬ好印象な走り

また、ファストバック・スタイルのサルーンと大きく変わりないのは、好印象なドライビングフィールも同じ。508 SWのフロントがマクファーソンストラット式、リアがマルチリンク式となるサスペンションが、上手にうねりのある路面をいなしてくれる。収縮の動きは斬新的で、衝撃吸収性にも優れていながら、伸張時の動きは抑制され、安定した乗り心地を生んでいる。

オプションとなるアダプティブダンパーを装着していれば、スポーツモードを選択するとダンパーは引き締まり、ボディコントロールはさらに向上する。加えて、スロットルレスポンスがシャープになり、ステアリングの重さも増す。センター付近でのクイックさは妥当なもので、俊敏な運動性能に安心感を与えている。

基本性能で優れたシャシーに追加されたスポーツモードの信頼感のあるハンドリングは、歓迎できるものだと思う。ただし、今回の試乗ルートになったのは、ポルトガルの海岸線に延びるつづら折りの道だったのだが、508 SWのドライビングが心から楽しめると感じたわけではない。

高速道路での走りも悪くない。コンフォートモードを選択すると、乗り心地はさらに柔軟性を増し、1.6ℓエンジンのパワーは都市部に充分馴染める力強さがある。また2500rpm以上の回転域では豊かなパワーが湧出してくるから、流麗なプジョーのボディーを力強く加速させることもたやすい。

 
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