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新型ポルシェ911(992型)カレラS 助手席試乗 ホッケンハイムで進化を実感

2018.12.14

高速性能

広大なホッケンハイムサーキットでレーシングドライバーがステアリングを握る新型911に乗って、短時間ではあるが、このクルマの究極のスポーツ性を垣間見ることができた。

冷えたタイヤを温めるためもあって、スポーツプラスを試す前にノーマルモードで周回を行ったが、ノーマルモードでも、引き上げられたレッドゾーンと3ℓの排気量を持つツインターボ・フラット6の実力を感じることができた。

先代から30psアップとなったパワーと、同じく44.9kg-mから54.1kg-mへと引き上げられたトルクによって、コーナーからの脱出スピードは凄まじく、この8速デュアルクラッチのギアボックスが、さらなるレスポンスを発揮すべくギアをホールドする様子を感じとることができた。


伝統的な911のバランスは明らかで、新型のよりダイレクトになったステアリングは、ドライバーがブレーキペダルを緩めコーナーへと飛び込んでいく時の自信を反映しているようだ。

新型911ではタイヤとホイールサイズが変更されており、フロントとリアで、それぞれ20インチと(よりワイドな)21インチの異なるサイズが選択されている。

先代911 GT2 RSとGT3 RSでしか見ることの出来なかったこのモータースポーツ譲りの設定は、新型911のバランスとトラクション性能を向上させるとともに、リアエンジン/リア駆動の911では常に注意しなければならないタイヤ温度のバラつきを抑制することにも寄与している。

 
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