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ロードテスト フォード・マスタング・ブリット ★★★★★★★★☆☆

2018.12.29

 

意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 使い勝手 ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

内装 ★★★★★★★☆☆☆

最新のマスタングの車内は、素材の質感やデザイン、品質などの面で向上はしている。しかし、BMW M2コンペティションやポルシェ718ケイマンといった、同価格帯のスポーツカーと比較すると、劣っているといわざるを得ない。アメリカ生まれのマスタングに、インテリアの質感を求めるのは無理があるという声も聞こえそうだが、価格を考えれば、指摘しないわけにはいかないだろう。

いかにもプラスティック然としたインテリアパネルがそこかしこに用いられているだけでなく、よく目が行くインフォテインメント・システムのモニター周辺にも使用されている。組み立て品質も、まだ改善の余地はありそうだ。特にテスト車両では部品が取れたりすることはなかったが、マニュアルのシフトノブを激しく動かすと、センターコンソールのパネル全体が動いたり、きしんだりすることがあった。

従来のマスタングに乗り慣れていれば、いつものことと受け流せるかもしれない。しかし、フォードが伝説ともいえるスポーツカーの魅力を現代に蘇らせようと考えているのなら、正直疑問に感じる部分ではある。

ゆったりしたレカロ製のスポーツシートは、サイドサポートもしっかりしており、長距離ドライブでも心地よく座っていられそう。座面の高さは電動で調整が可能で、着座位置も充分低い位置に設定が可能。反面、背もたれの角度調整は手動式のため、走行中にわずかに角度を寝かせるような調整はできないだろう。

12インチのモニターが埋め込まれたインスツルメントパネルは標準。モニターに表示される計器類は見やすく、ステアリングホイールに搭載されたコントローラーで、計器類の表示変更も簡単にできる。メーターの表示はデフォルト状態を保つこともできるが、ドライブモードを変更すると表示も変化する。もしアナログメーターの表示が好みなら、それを固定にすることもできる。

リアシートには、座面方向で570mm、背もたれ方向で820mmの広さがあり、子供なら不満のない広さだろう。2+2のクーペとしては、可もなく不可もなく、といった広さだが、マスタングの大きなボディを考えると、もう少しスペースには余裕があっても良いと思う。

 

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