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ロードテスト メルセデス-AMG CLS53 ★★★★★★★★☆☆

2019.01.03

 

意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 使い勝手 ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

内装 ★★★★★★★★☆☆

CLS53のインテリアは極めてモダンな、先進的でラグジュアリーな雰囲気にあふれており、さらにスポーティなフレーバーが散りばめられている。落ち着いたスーパーサルーンのインテリアとは趣が異なる。ヒーターとベンチレーターにマッサージ機能も搭載されたドライバーズシートは、体のホールド性の面ではベストとはいえないが、間違いなくハイクラスな仕上がりだと思う。

AMGのロゴがステアリングホイールやサイドシルのプレートなど、車内のあちこちに配されてお迎えしてくれる。デジタル・インスツルメントもAMGスペシャルになっていることに気づかなかったとしても、このロゴはハイパフォーマンスモデルの証なことはわかるだろう。

使用されている素材も高級感に溢れ、上質で満足感も高い。2面並んだモニターは、デジタル・インスツルメントとインフォテインメント・システム用。クルマを取り巻く情報をリアルタイムで表示し、先進的にコントロールする反面、少しとっつきにくく感じられるひともいるだろう。ただ、システムにはすぐに慣れるものの、逆に運転の気が散る要素になることもわかってくる。

インテリア全体の雰囲気は、通常のCLSとAMG版のCLS53とで、装備の差は多少あっても、大きな違いはない。内装材の質感、しっかりした操作感など、ドイツ的な優れた「技術的な魅力」に満ちている。

実用性の面を見ると、後部座席には3名分のシートベルトが用意され、ライバルモデルでは定員が4名となる中で、アドバンテージを得ている。しかし、中央の席は十代後半以上の体格のひとにとっては窮屈だから、長時間過ごしたいと思える空間ではないだろう。両脇のシートは余程背が高いひとでない限り快適に過ごすことができるとは思うが、流麗なルーフラインのおかげで、クルマへの乗り降りはしにくいと思う。

ラゲッジスペースは、アウディA7やポルシェ・パナメーラほど広大ではないが、充分な容量が確保されている。また荷物の積み込みやすさも、ハッチバックボディを持つライバルの方が勝っていることはいうまでもない。もしかすると、CLSの4ドア・サルーンをリリースした後、CLSシューティング・ブレークも追加した理由は、この辺りにあるのかもしれない。

 

意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 使い勝手 ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

 
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