英国ラグジュアリーサルーン対決 ミュルザンヌ vs ゴースト 回顧録

2019.01.06

この2台が選ばれた理由

まず、議論となるであろう項目についてあらかじめいっておく。本来ミュルザンヌのライバルに位置するのはファントムだという意見も多いかもしれない。

確かにこのクルマは正価ですでにゴーストよりも1800万円以上も高価であり、さらにどのオーナーでも装備するであろうビスポークのオプションを追加すれば価格は5000万円を簡単に上まわる。

もっとも、ゴーストのオーナーも同様にビスポークのオプションを買うであろうことも間違いないのだが……。

しかし、あえてゴースト対ミュルザンヌで行うその理由は、どちらも比較的実用的なクルマであり、日常的な使用に耐えるのに対し、ファントムはあまりにも巨大すぎ、さらに堂々とした押し出し感は特別な機会のためのクルマという印象が強すぎるという点からであった。こうした理由を踏まえ、この2台の比較に話を進めるとしよう。

 
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