987型ポルシェ・ケイマンS 前期と後期を比較 英国編集部員が中古購入

2019.01.14

100字サマリー

6年前に987型のポルシェ・ケイマンSを私費で購入した英国編集部のテスター、リチャード・ウェーバー。そして2018年、マイク・ダフも同型のケイマンSを購入しました。1台は前期型で、もう1台は後期型。その2台の良さを確かめるべく出発した、ショートトリップ・エッセイです。

もくじ

987型ケイマンを所有するふたり
冷めない一目惚れの思い
隣の芝生は青く見える
油圧パワステの濃密な感触
魅力は味わえたが、空振りの目的地
番外編「他の英国編集部員が購入したクルマ」

987型ケイマンを所有するふたり

新たな気持で2019年を迎えたいAUTOCARだが、振り返らないのがもったいない昨年の出来事がある。もちろん、われわれには英国では定番のクリスマスパーティのタルト、ミンスパイや温かいセーターなどは似合わない。読者ならご存知だろう。AUTOCARの年末の恒例といえば、1年の間に私費で編集部員が購入したクルマを振り返ること。良い伝統だと思う。

今年もいつものように記事をまとめる予定だったが、マイク・ダフがポルシェ・ケイマンSを購入したことがわかると、編集長の意見が変わった。AUTOCARのテスターも務める、リチャード・ウェーバーもほぼ同型のクルマを所有しているからだ。

わたし、マイク・ダフはスコットランドの首都、エディンバラに住んでおり、リチャード・ウェーバーはだいぶ南の、イングランド東部のオックスフォードに住んでいる。そこでわれわれは、年末企画を成立させるため、良さそうな中間地点を探して、落ち合うことにした。どんなレポートになるのか、この時点では誰にもわからなかった。

その結果、肌寒い11月のイングランド北西部、チェシャーのゴルフクラブの入り口に佇むのは、雨に濡れた2台のポルシェ。途中のルートは最高だったけれど、目的地の設定は少々間違ってしまったようだ。

 
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