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試乗 アウディQ3 35 TFSI 先代の欠点解消 ややパワー不足か

2019.01.18

良好な乗り心地とハンドリング

前回の試乗時と同様、Q3のツインクラッチ式ATはキックダウンを躊躇する傾向にあった。ただし、流れに乗って大人しく走っている限りではエンジン音が気になることはない。シフトアップは早く、コースティング機能も備えることから14km/ℓ以上の燃費も実現可能だ。

スポーティなファミリーサイズのアウディに期待するほどのパワーは持ち合わせていないかもしれないが、あくまでもエントリーモデルとして考えれば十分なパフォーマンスだといえるだろう。

そしてQ3の乗り心地やハンドリングも良好だ。スポーツサスと19インチのホイールを装備した車両で英国の荒れた路面を走ってみても、段差をうまくいなしていた。乗り味は若干硬く、強い突き上げを感じる場面もあったものの、英国の高速道路やA級道路はもちろん、荒れたB級道路でも問題はなかった。道路から隔絶されたような乗り心地や、SUVらしい柔軟性はないが、これも装備によって変わるかもしれない。

走りの楽しさについては特にご報告すべき点はない。Q3はグリップやハンドリングの正確性が向上し、コンパクトSUVの標準は十分に超えている。しかし、その走りは想定通りかつ実用重視なものだ。この点についてはSやRSのバッジをつけたモデルに期待したい。

 
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